気象庁は18日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より1日、昨年より4日早い。18日はここ数日の梅雨空から一転、夏本番の日差しで気温も上昇。埼玉県越谷市では35.5度と、9日ぶりに35度以上の猛暑日に。東京都心も33.4度で、南風が運ぶ湿気と相まって真夏らしい蒸し暑さとなった。

梅雨明けし、日傘をさして銀座の街を歩く人ら=東京都中央区で

 各地の最高気温は、茨城県大子(だいご)町で34.3度、群馬県伊勢崎市で34.1度、千葉県佐倉市で33.8度、栃木県佐野市で33.4度、横浜市で32.8度など。  国土交通省によると、関東の最大の水がめとなる利根川上流9ダムの合計貯水率は93%で、過去30年余りのこの時期の平均貯水量を1割ほど上回っている。  向こう1週間は関東各地で厳しい暑さが予想され、気象庁は水分補給など熱中症への警戒を呼びかけた。  東海地方でも18日、平年より1日早い梅雨明けが発表された。(宇佐見昭彦)

梅雨明けし、青空の下を歩く人たち=東京都中央区で



鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。