共同通信本社=東京都港区
共同通信社は18日、6月の沖縄県議選で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する勢力の獲得議席数を誤って報道した問題に関し、高橋直人編集局長ら4人を懲戒処分にしたと発表した。水谷亨社長と小渕敏郎専務理事は報酬の一部を返上する。 いずれも管理監督責任を問い、高橋編集局長と総合選挙センター長をけん責としたほか、投開票日の編集総括責任者だった編集局次長と那覇支局長を戒告とした。 移設反対の勢力の過半数獲得が確実になったと報じたが、選挙結果は反対勢力と容認勢力が同数で、誤った報道となった。 山本裕之総務局長は「深くおわびします。再発防止に取り組みます」としている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。