17日、鎌倉で5年ぶりの花火大会が行われました。東京ではここ数日の雨で最高気温が30℃を下回る日が続きましたが、土曜日からは危険な暑さが戻ってきそうです。

記者
「午後7時の鎌倉花火大会の会場です。花火を見るために多くのお客さんが集まっています。手元の温度計を見ると、27.2℃をさしています」

コロナ禍と資金難を乗り越え、5年ぶりの開催となる鎌倉花火大会。会場にはおよそ16万人が集まりました。

花火を見に来た人
「ジメジメしてて、やばいです。水分補給と扇風機です」
花火を見に来た家族
「冷やしパインを食べて、暑さ対策してます。花火楽しみだね」
子ども
「(Q.花火楽しい?)楽しい」

およそ2500発の花火が夏の夜空を彩りました。

京都では、夏の風物詩「祗園祭」の最大の見せ場「山鉾巡行」が行われました。1000年以上続く伝統の祭りを見に、14万人が集まりました。

そんな日本列島では、まもなく本格的な夏が始まりそうです。鹿児島地方気象台は17日、九州南部が梅雨明けしたとみられると発表しました。

子ども
「(Q.暑い?)うん」

梅雨明けした鹿児島県。各地で35℃を超える猛暑日となりました。

鹿児島市の公園では、記念撮影するカップルの姿も…

「(Q.九州南部、梅雨明けですよ)え、そうなんですね。暑すぎる。(着物の)中に保冷剤が入っている」

まだ梅雨明けしていない九州の他の県でも厳しい暑さに。

街の人(大分・日田市)
「盆地の暑さをひしひしと感じている。じめっとじゃないけど、ジリジリという感覚」

17日、全国で一番の気温になったのは、福岡県太宰府市で36.7℃を観測。学業の神様として有名な太宰府天満宮の参道にあるジェラート店に行列ができました。

大気が不安定な状態となった17日午後の関東。ゲリラ豪雨が発生しました。慌てて駅へ向かう人に、配達員の女性は雨に耐えながら荷物を運んでいました。突然の雨は夜になっても…

東海や関東では、早ければ18日にも梅雨明けの発表がある可能性があります。気になる梅雨明け後の気温は…

國本未華 気象予報士
「気象庁から『高温に関する全般気象情報』が出された。頻繁に出る情報ではなくて、より社会的な影響をかんがみて、熱中症・健康管理などへの警戒を促すもの。すでに7月はじめに猛暑があったが、猛暑の期間が非常に長くなりそう。(関東内陸・東海地方)40℃に迫るような懸念もありそうです」

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