小林製薬の「紅麹」をめぐる問題を受け、消費者庁はきょう、機能性表示食品の制度の在り方について、外部の専門家を交えて議論する検討会の初会合を開きました。

きょうの初会合では、小林製薬の「紅麹」をめぐる問題や、その後の消費者庁の対応を踏まえ、機能性表示食品制度の抱える問題点について議論されました。

なかでも、健康被害が確認された際の消費者庁への報告体制について、小林製薬が健康被害を把握してからおよそ2か月間報告しなかったことを踏まえ、見直す必要があるという意見が出ました。

検討会では今後、制度の在り方について消費者団体や事業者からヒアリングを行うとしています。

消費者庁は制度の在り方について5月末までに取りまとめるとしています。

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