第171回芥川賞に、朝比奈秋さん(43)の「サンショウウオの四十九日」と松永K三蔵さん(44)の「バリ山行」の2作品が選ばれました。
「サンショウウオの四十九日」は、一つの体を共有する「結合性双生児」の29歳の姉妹が、お互いの考え方の違いに葛藤しながら成長していく過程を描いた物語です。
朝比奈さんは、1981年生まれの43歳で京都府出身。2022年に小説家デビューし、初のノミネートで受賞となりました。
一方、「バリ山行」は、転職して2年目の主人公が、同僚の誘いで登山をはじめ、職人気質のベテラン社員が難易度の高い「バリ山行」をしていることを知るところから始まる物語です。
松永さんは、1980年、茨城県水戸市生まれの44歳。2021年に小説家デビュー、初のノミネートで受賞となりました。
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