インド独立の父、マハトマ・ガンジーのひ孫が広島市を訪れ、インドの核兵器保有について「恥ずべきこと」だと話しました。
マハトマ・ガンジーのひ孫でガンジー財団の創設者、トーシャ・ガンジーさんです。インド国内で貧困支援などを続けています。
京都のNPO法人の招待で、初めて広島を訪れました。
原爆資料館では展示物の前で立ち止まり、「酷い状態だ」などと話しました。
マハトマ・ガンジーのひ孫 トーシャ・ガンジーさん
「これまで原爆についてたくさん読んできましたが、目の当たりにして、恐ろしさがよく分かりました」
インドが核保有国であることについては、次のように述べました。
マハトマ・ガンジーのひ孫 トーシャ・ガンジーさん
「ブッダとガンジーを誇る国・インドが核兵器を持つのは、非常に恥ずべきことです」
このあと去年、インド政府が寄贈したガンジー像にも献花しました。
マハトマ・ガンジーのひ孫 トーシャ・ガンジーさん
「ガンジー像は傷を癒やしてくれる。ただ像よりも彼が世界に与えたメッセージこそ重要なのです」
トーシャさんは被爆80年の来年も、広島を訪れる予定ということです。
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