7月、仙台市の和食店でマグロやカツオなどの刺身を食べた50代の男性が腹痛などを訴え胃からアニサキスが見つかりました。市は食中毒と断定しこの店に対し、1日間、生食用の魚介類の調理、提供を停止させる処分を出しました。

営業の一部停止処分を受けたのは仙台市青葉区中央2丁目にある和食店です。市によりますと、50代の男性は7月14日午後6時半頃、この店でマグロやカツオ、スズキ、キンメダイなどの刺身を食べたところ、午後11時頃から腹痛の症状が出たということです。男性が医療機関を受診したところ寄生虫のアニサキスが検出されました。原因と考えられる食品がこの刺身だけだったことなどから、市は食中毒と断定し、この店に、17日の1日間、生食用の魚介類の調理、提供を停止する処分を出しました。

アニサキスはアジやイカなどの魚介類に寄生していて、市は魚介類をマイナス20度で24時間以上冷凍したり70度以上で加熱したりして食中毒の予防を徹底するよう呼びかけています。

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