警視庁の警察官が、110番通報の内容や事件現場での状況を無線を使って的確に伝え合う「通信指令」と「無線通話」の技術を競う大会が開かれました。

きょう午前、東京・千代田区の警視庁本部で開かれたのは、110番通報を受けた警察官がその内容を無線で現場に伝えたり、現場の警察官が同じく無線で事件や事故の状況を報告したりする「通信指令・無線通話」の技術を競う大会です。

この大会には都内の各地区の大会を勝ち抜いた警察署の警察官ら2人1組の10チームが参加していて、110番通報を受けた警察官と現場で目撃者から聞き取りを行う警察官との無線でのやりとりが審査されました。

会場では、去年の全国大会で優勝したチームによるデモンストレーションも行われました。

警視庁は「迅速的確な検挙に向けて日頃から通信指令・無線通話の技能の向上に努めていきたい」としています。

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