新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金約300万円をだまし取った疑いで、17日、福島県いわき市の会社役員の男が再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、いわき市常磐湯本町の会社役員・三嶋恒紀容疑者(37)です。

三嶋容疑者は、いわき市で美容室やエステサロンを経営していて、2020年7月から8月にかけて従業員を休ませたと9月頃にうその申請をして、新型コロナの影響を受けた企業などに国が休業手当を助成する雇用調整助成金約300万円をだまし取った疑いが持たれています。

三嶋容疑者は、同じ手口で助成金約670万円をだまし取った疑いで6月に逮捕されていました。三嶋容疑者は「会社の運転資金がほしかった」と容疑を認めているということです。

三嶋容疑者の会社が不正に受け取っていた助成金は、総額で3100万円にのぼるとみられていて、警察では、さらに余罪があるとみて調べています。

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