広島県尾道市は、道路工事の入札を巡って官製談合防止法違反や加重収賄の疑いで逮捕・起訴された職員を懲戒免職としました。

尾道市 平谷祐宏市長
「まことに申し訳ございませんでした」

懲戒免職となったのは、尾道市土木課の専門員の男です。

専門員は、2023年に行われた道路改良工事2件の入札に関わっていた市内の土木建設会社の元社長に予定価格が記載された設計書を渡して、2件とも最低制限価格に近い金額で落札させ、見返りに合わせて6万円を受け取るなどした罪で、起訴されています。

市は、専門員の行為は市民の信用を著しく失墜させたなどとして、7月17日付けで懲戒免職としました。

また、建設部長ら3人は管理監督責任を問い、戒告としました。また平谷市長の給料を1か月、20%減額するなどの処分も発表しています。

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