今年秋に開催されるボクシング女子の世界選手権に出場する鳥取県米子市出身の木下鈴花選手が、鳥取県の平井知事を訪ね、大会への意気込みを語りました。

鳥取県庁に平井知事を訪ねたのは、ボクシング女子の木下鈴花選手とシュガーナックルボクシングジムの伊田武志会長の2人です。

木下選手はまず、6月のパリ五輪世界最終予選で敗れたことを報告しました。
そして、次の目標について話しました。

ボクシング女子 木下鈴花選手
「皆さんに恩返しができるのは、自分は結果だと思っているので、気持ちを切り替えて世界大会に照準を合わせて、これからも頑張っていきたいと思っています」

木下選手が出場する世界選手権は今年10月にカザフスタンで行われる予定で、日本女子では初となる金メダル獲得を目指します。

これに対し平井知事は
「私たちはいつも木下さんの応援団。 これからも夢を追いかけて欲しい」
と激励。
応援のため渡したグローブに書いた文字は「惜福」の2文字。
与えられた福を使い果たさずとっておくことで、一層、福が廻ってくるという意味が込められています。

ボクシング女子 木下鈴花選手
「(福を)つかみ取っていけたらいいなと思っています。世界選手権で金メダルを目指して頑張っていきます。今後ともよろしくお願いします」

現在、関東と米子を往復しながら練習しているという木下選手。
8月中旬からは大会に向け、米子で調整していくということです。

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