防衛省の防衛監察本部は、海上自衛隊の潜水艦修理契約に関する『特別防衛監察』をきょう(16日)から始めたと明らかにしました。

海上自衛隊の潜水艦の修理を担う川崎重工業が、架空取引で裏金をねん出し、隊員に金品などを提供していた疑いが発覚し、木原防衛大臣は5日に防衛監察本部に対し、『特別防衛監察』の実施を指示していました。

防衛省によりますと、木原防衛大臣がきょう承認した『特別防衛監察』の計画では、今回対象となるのは、▽隊員と修理契約先との関係で自衛隊員倫理法と自衛隊員倫理規程などが守られていたか、▽修理契約に関して適正な対応がとられなかったのはどういう経緯によるのかという2つの項目で、それぞれについて監察が行われるということです。

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