建物の老朽化など理由に今月末での閉店も予定されていた佐世保玉屋について、田中丸社長は売り場規模を縮小することを視野に入れ来月以降も営業する方針を示しました。

田中丸社長

「7月以降も現在の佐世保玉屋の場所で引き続き営業を続けてまいります」

佐世保市の中心商店街にある佐世保玉屋は老舗の商業施設ですが、建物の老朽化などを理由に今年7月末で閉店するという内容の文書を今年の2月に取引先に送付していました。

この件について16日、佐世保玉屋の田中丸弘子 社長は報道各社の問いかけに応じ、閉店はせず来月以降も営業を続ける方針を示しました。

田中丸社長「当初視野に入れてという事も考えながらお取引先様とお話をさせていただいておりましたが8月以降も営業を続けていく」

また、佐世保玉屋をめぐって問題となっている建物の耐震診断について、田中丸社長は当面法律の規制を受けない売り場面積に縮小するなどして対応し営業を続けるということです。

佐世保玉屋をめぐっては周辺の地域を含めた再開発の準備組合が設立されており、建物の建て替えを視野に入れた検討が続けられています。

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