2018年に仙台市泉区で母親と小学2年生の長女が心中したとされる事件で、遺族が市に対し、いじめと心中の因果関係などの再調査を求めていましたが、市は「再調査の必要はない」と回答しました。

この問題は2018年11月、仙台市泉区で母親と小学2年生の長女が無理心中したとされるもので、市は「いじめ重大事態」と認定しました。児童の父親は、市のいじめ問題専門委員会がまとめた答申は、「いじめと心中の因果関係が明らかになっていない」などとして繰り返し再調査を求め6月、担当課に要望書を提出していました。

仙台市は、7月12日に「再調査の必要はない」と遺族に回答したということです。

郡和子仙台市長:
「再要望書の内容に関して確認したが、再調査の必要性が認められるものが含まれているとはいえないと判断し、従前の回答から変わらないものでございました」

仙台市の郡和子市長は16日の定例会見でこのように述べ、改めて、再調査は実施しない姿勢を示しました。

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