環境省

 環境省は12日、2022年度の国内の温室効果ガス排出量は二酸化炭素(CO2)換算で21年度比2・5%減の11億3500万トンとなり、過去最少になったと発表した。産業や家庭での省エネのほか、前年度と比べて暖かく暖房需要が低かったことも影響したとみている。  政府は森林によるCO2吸収などを差し引いた排出量について、30年度に13年度比で46%減らす目標を掲げるが、22年度は同22・9%減の10億8500万トン。担当者は「このまま順調に減れば目標に届く」と強調するものの依然隔たりは大きく、再生可能エネルギーの発電比率引き上げなど一層の取り組みが求められる。


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