正月のしめ縄に使う稲を刈る青田刈りが、三重県玉城町で始まりました。

三重県玉城町の「角谷産業」では、稲の穂が出る前のこの時期に刈り取り作業を行う青田刈りが始まりました。

伊勢志摩地方では、しめ縄を1年にわたって飾る習慣があるため、より丈夫な「わら」が大量に必要になります。

稲は「伊勢錦」という、しなやかで背丈の高い品種で、田んぼでは日中の暑さを避けるため日が昇る前から作業が始まり、手押しの機械で次々と80センチ程に育った稲を刈り取っていきました。

角谷産業では、約3万平方メートルの田んぼで年間約2万個のしめ縄を出荷しています。ことしは例年並みの出来だということで、収穫は7月下旬まで続きます。

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