旧優生保護法を巡る無料の電話相談会が全国一斉に行われていて、宮城でも仙台弁護士会が対応にあたっています。

仙台弁護士会では、午前10時から電話とファックスで相談に応じています。無料相談は、旧優生保護法のもと不妊手術を強制された本人や親族に加え、支援に携わる福祉や医療の関係者も対象です。

これまでに「家族が手術されたが補償は受けられるのか」といった相談が寄せられているということです。

優生保護法被害全国弁護団 新里宏二共同代表:
「周りで、被害者が声をあげられないのを知っている方にぜひ相談してもらい、被害救済につなげていきたい」

この相談会は、最高裁が7月3日、仙台を含む全国5つの裁判で国の賠償責任を認める判決を言い渡したことを受け全国一斉に実施されています。

電話は0570-07-0016番、ファックスは022-726-2545番で、午後4時まで受け付けています。

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