薩摩、大隅地方では、16日夕方にかけて土砂災害に十分注意してください。

気象台によりますと梅雨前線が華中から対馬海峡にのびており、16日夜には朝鮮半島まで北上する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅地方では、16日夜のはじめ頃にかけて、大気の状態が不安定となる見込みです。県内に発表されていた大雨警報は午前4時45分にすべて解除されました。現在雨は小康状態ですが、薩摩、大隅地方ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害のおそれがあります。

10日の降り始めからの総雨量は阿久根で511.5ミリ、出水市で492.0ミリ、さつま町で473.0ミリ、伊佐市で436.0ミリで、平年の7月ひと月分をすでに超えている地域もあります。

16日に予想される1時間雨量は多い所で、薩摩地方20ミリ大隅地方20ミリ。

17日までに予想される24時間雨量は多い所で、薩摩地方50ミリ大隅地方40ミリです。

気象台は土砂災害、落雷、突風に注意するよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。