15日、宮城県塩釜市では、日本三大船祭の一つに数えられる塩釜みなと祭が開かれています。二基の神輿が市内や松島湾を巡行しました。

午前10時過ぎに塩釜神社の表坂202段の石段を下りてきた二基の神輿。

氏子たちが、重さ1トンの神輿をおろすと大きな拍手が沸き起こりました。

客:
「毎年見に来ているが、旦那さんが担いでるので、感動をもらっています」
氏子青年会
「本当に無事におろろせて、皆さんの歓声のおかげでもあるし心を一つに降ろせたのが、良かったと思う」

塩釜みなと祭は戦後間もない1948年に復興や町の発展を願い始まった祭で日本三大船祭の一つです。塩釜神社と志波彦神社の二基の神輿が市内を練り歩きました。

一方、塩釜港で披露されたのは女性神輿・「朱雀連」による万灯神輿です。塩釜を題材にした甚句と息のあった掛け声で祭りを彩りました。

青空も広がった午後、塩釜港から二基の神輿は龍と鳳凰をかたどった御座船に乗り込みおよそ80隻の漁船を引き連れ松島湾内で神輿海上渡御を披露しました。

海上渡御みせる二基の神輿は、午後6時半頃に再び表坂の202段の階段を上り神社へ戻る予定です。

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