観光の新たな呼び水となるのでしょうか。福島県猪苗代町で電動キックボードの貸し出しが始まりました。

歩くよりも負担が少なく、自然も体感できる新たな乗り物として注目されています。猪苗代観光協会が、7月13日から導入した電動キックボード。16歳以上であれば運転免許は不要で、レクチャーを受けた後、ヘルメットを着用して乗ります。

鈴木夕里菜アナウンサー「スピードを出すと、アトラクションのような爽快感とワクワク感があってとっても楽しいです」最高速度は時速20キロ。自転車よりも少し速いスピードで、快適に進むことができます。例えば、駅から徒歩で30分ほどかかる猪苗代湖も、電動キックボードではおよそ10分で到着します。

猪苗代湖や磐梯山など、県内有数の観光スポットがある猪苗代町ですが、町内の移動手段が少ないことが課題です。車を持たない人でも町内を楽しめるよう、今回、キックボードが導入されました。

猪苗代観光協会・神田功会長「電動キックボードの導入によって、猪苗代町の魅力の奥深いところまで観光地巡りができるようにというのが第一の目的」

観光協会では、得られたデータをもとに、本格的に導入するか検討することにしていて、お試しコースや絶景コースなどおすすめのコースも用意しているということです。

貸し出しは10月中旬まで行われ、1日5000円。JR猪苗代駅前の観光協会で、受け付けています。

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