3人が死亡した愛媛県松山市の土砂崩れの現場では、発生4日目のきょうも土砂の撤去作業が行われています。

今月12日の未明、松山城の北側の斜面が高さ100メートルにわたって崩れ、住宅1棟が倒壊し、高齢夫婦と40代の息子が死亡しました。

発生4日目のきょうも、現場では土砂や樹木を重機を使って撤去したり、道路にたまった土砂を水で洗い流したりする作業が行われています。

記者
「降り続く雨の影響で、一度はきれいになった道路も、このように濁った水であふれてしまっています」

きょう昼前には、山から住宅街に泥水が流れ込んで来たため、作業が一時中断、先ほど再開しました。

松山市 みち水路メンテナンス課 遠藤敬二郎 課長
「雨が強くなると崩れてくる可能性もあるので、まずは作業の安全を確保しながら進めている」

住民
「(Q.生活は元に戻るのか?)全く考えていない。生きるのが精いっぱい」
「今は避難所だが、ホテルに移動して様子を見ようと思う」

松山市は、被災者が支援を受けるために必要な「り災証明書」について、あすから発行を受け付けると発表しました。

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