今月12日、愛媛県松山市の松山城近くで発生した土砂崩れについて、城山の山頂付近で行われた道路の応急工事について、松山市は今回の土砂崩れに影響がなかったかどうか調査する方針です。

松山城では、去年6月の大雨によって山頂付近で緊急車両が通る道路沿いの壁に亀裂が入り傾くなどしたため、今月、応急工事が行われていました。

これについて、城山を管理する松山市は、当初「土砂崩れとの関連はないと考えている」としていましたが、その後、影響がなかったかどうか調査する方針を示しました。

また、松山市の野志克仁市長は、3連休明けの16日に開く災害対策本部会議の後、報道陣の取材に応じるということです。今回の災害について、野志市長が記者会見に応じるのは、初めてです。

一方、中村時広知事は、13日に現場を視察した後、報道陣の取材に応じ、次のように述べています。

中村知事
「しっかりとした調査、原因を究明して2度と起こらない対策をどう考えるか。市の所有物なので松山市からいろいろな要望がくると思うので、速やかに県の立場で対応できるよう準備はしておきたい」

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