6月、世界的なミスコンテンストで準グランプリ獲得の快挙を成し遂げた島根大学医学部6年生の幸田芙沙さん。
大きなステージを経て島根に帰ってきた彼女に、ふるさとへの思い、そして、次なる夢を聞きました。

「頑張ったねっていっぱい声をかけていただくと、ふるさとに帰ってきたなっていう感じがします。心あたたまる、安心する場所です。」

そう話すのは、島根大学医学部6年生の幸田芙沙さん。
出雲市出身の23歳です。

6月初旬、インドネシアで開催された「ミスカルチャーインターナショナル」。
日本代表として出場した幸田さんは、1週間に及ぶ様々な審査を経て、世界20か国の代表の中から準グランプリを獲得するという快挙を成し遂げました。

幸田芙沙さん
「地元のお土産を皆さんにお配りしたり、パンフレットを開いてこんな素敵な場所があるんだよって説明したり、地元のPRもしっかりしてこれたかなと思います。」

外見の美しさだけでなく、文化・観光、自然に対する理解や知識なども求められるこの大会。
幸田さんは、大好きなふるさとの魅力発信にも力を入れました。

幸田芙沙さん
「本当に自分と向き合って、社会の課題解決のためにどういうことができるのかっていう本当に芯の部分をついていく人間として何が必要なのかを教えてくれるコンテストなので、すごく自分自身成長できたなと思います」

医者を目指して勉学に励む傍ら、モデルとして活動し、コンテストへの挑戦を続けてきた幸田さん。

インドネシアから帰ってきて2週間。
すでに次なる目標を見据えていました。

幸田芙沙さん
「インドネシアから帰ってきて4日くらいしてすぐ、就活、病院見学に行ってきました。国家試験も待っているので、切り替えて頑張っています」

現在6年生、就職活動や臨床実習、そして、国家試験に向けて、多忙な日々を過ごしています。

幸田芙沙さん
「患者さんっていろんな背景を持ってこられるので、医療従事者が思っている常識がすぐ伝わらない場合がすごく多いなというのを痛感していて。
学校の中だけでなく、こうやって外のことにチャレンジして、いろんな常識とか考え方を知ることができたのが、今後も一番役に立つなって思います」

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