おととい、愛媛県松山市の松山城で発生した土砂崩れで、現場から発見された男女3人の遺体は、行方不明になっていた親子と判明しました。
おととい午前4時前、松山城の北側斜面が幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れ、住宅1棟が倒壊しました。2日間にわたる捜索の結果、きのう午後、男女3人の遺体が見つかり、県によりますと亡くなったのは、倒壊した住宅に住む90代の男性と80代女性の夫婦と、息子の40代の男性と判明したということです。
松山城では、去年6月の大雨で緊急車両用の道路の壁が傾いたため、今月、応急工事が行われていました。
きのう現場を視察した愛媛県の中村知事は・・・
愛媛県 中村時広 知事
「しっかりとした調査、原因を究明して、二度と起こらない対策をどう考えるか。市の所有物なので松山市からいろいろな要望がくると思うので、速やかに県の立場で対応できるよう準備はしておきたい」
松山市は今回の土砂崩れと工事との関連はないと考えているが調査すると説明しています。
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