京都・祇園祭の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗るお稚児さんが神の使いとしての位を授かる「社参の儀」が行われました。

 7月13日午前、金色の立烏帽子に狩衣姿のお稚児さんが白馬に乗り、長刀鉾町から八坂神社に向かいました。今年のお稚児さんを務めるのは小学6年の西川雅基くん(11)。穏やかな表情で儀式に臨みます。

 社参の儀は、祇園祭の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗るお稚児さんが期間中の無事を祈るとともに神の使いとしての位を授かる儀式です。山鉾巡行の鉾には子どもの姿をした人形を乗せますが、長刀鉾に限ってはお稚児さんとして選ばれた子どもが乗ることになっていて、西川くんは17日、注連縄を断ち切り山鉾巡行のスタートを告げる役目を担います。

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