パワハラなどの疑惑に、告発した元幹部職員の死亡。県政が混乱する中兵庫県の斎藤知事は改めて辞職を否定しました。

 兵庫県では今年3月、元幹部の男性職員(60)が斎藤元彦知事のパワハラなどを内部告発しましたが、県は「核心的な部分は事実でない」として元幹部を停職3か月の懲戒処分としました。

 しかしその後に百条委員会が設置され、7月19日には元幹部職員が出席予定でしたが7月7日に死亡。自殺とみられるということです。

 こうした事態を受け斎藤知事の最側近である片山安孝副知事(64)が7月末での辞職の意向を表明。一方、斎藤知事は会見で、改めて辞職を否定しました。

 (斎藤知事)「全力で力を尽くしていくということが私の責任の果たし方だと。ご指摘、ご批判はあるということだと思います。よりよい県政の立て直し、構築に向けて日々の業務をひとつひとつ対応していく」

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