大相撲春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした青森県五所川原市出身の尊富士が14日に初日を迎える「名古屋場所」を休場することが決まりました。

地元からは「休場を乗り越えて勝ち続けてほしい」とエールが贈られました。

尊富士は、優勝した春場所で右足首をけがしていて、5月の夏場所は全休していました。

14日に初日を迎える名古屋場所では、東十両2枚目からの返り入幕を目指していましたが、日本相撲協会によりますと、12日の取組編成会議までに休場の申し出があったということです。

これを受け、尊富士は初日と2日目の取組には入らず、2場所連続の休場となりましたが、尊富士の地元・五所川原市では休場に理解を示す声が上がりました。

五所川原市民は
「すごく楽しみにしていたけど、休場と聞いて少しがっかり。寂しい気持ちもありますが、若いので今このけがをしっかり治してもらって、次また優勝を目指して頑張ってほしい!」

五所川原市民は
「心配もありますが、休場を乗り越えて勝ち続けてほしい」

「期待をするけど、将来はあるから今でつぶれたら終わりだから。25歳でしょまだ。横綱になればいいんだから!横綱に!」

かりに名古屋場所で2場所連続全休となると幕下に陥落することが濃厚ですが、市民は長期的な目で“故郷の英雄”を後押ししています。

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