部下に対し、執拗に叱責するなどのパワハラを行ったとして、愛媛県警は12日、50代の男性警視を戒告の懲戒処分としました。

県警監察官室によりますと、県警本部の50代の男性警視は、中予地区の警察署で管理職を務めていた今年1月上旬ごろから2月上旬ごろまでの間、男性部下1人に対し報告で持ってきた資料を投げ返したり「報告なんかええけん。さっさと資料をもってこい」と怒鳴ったりするなどのパワハラを行ったということです。

男性警視は聞き取りに「パワハラだと言われる事には納得できない」と話していたというものの、県警は男性警視の一連の行為をパワハラと判断。

12日、戒告の懲戒処分とするとともに、今月16日付での異動を発表しました。

県警監察官室の小玉英次首席監察官は「今後一層職員に対する指導教養を徹底し再発防止に努める」とコメントしています。

この男性警視は2020年にもパワハラ行為で本部長訓戒の処分を受けていました。

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