指南役を称する人物からLINEグループに誘われ、50代女性が200万円をだまし取られていたことがわかりました。
警察によりますと3月中旬、射水市に住む50代女性のSNSに投資家を名乗る人物から「仮想通貨の投資に興味がある人に送ります」などと暗号資産(仮想通貨)の投資に関するメッセージが届きました。
投資に興味があった50代女性が返信すると、通信アプリ「LINE」の「投資研究会」と称するグループに招待されました。
4月下旬、50代女性は“指南役”と称する男に言われたとおり海外の暗号資産取引所に登録し、4月15日に指南役から最低取引金額の10万円を指定された銀行口座に振り込みました。
50代女性が暗号資産の取引をしたところ利益が上がっているように表示され、男から「今の金額では次の取引に耐えることがができないので現金を追加する必要がある」などと言われました。
50代女性は指定された口座に4月21日に現金50万円、4月23日に現金140万円、合計200万円を振り込んだということです。
その後も投資金の追加を要求されましたが、50代女性が投資するお金がないことを伝えると、男からの指南を打ち切られました。
50代女性は、暗号資産取引所から現金を引き出す手続きを行いましたが出金できないうえ高額な違約金を要求されたため家族に相談したところで詐欺に気付き、警察に届けを出したということです。
警察は、
▼うまい儲け話にはのらないこと
▼SNSなどで投資話持ちかけ、現金を振り込ませるのは詐欺の手口
▼不審な連絡や勧誘等があったら悩まず相談
などの注意を呼びかけています。
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