大阪市の集合住宅で48歳の女性が死亡した放火殺人事件で、逮捕された男は、「放火した部屋に住む女性を困らせようと思った」と供述していることがわかりました。
清掃アルバイト・新居田信善容疑者（60）は先月9日、大阪市西成区の集合住宅の1階の部屋に火をつけ、2階に住む牧田奈々絵さん（48）を殺害した疑いがもたれています。
警察によりますと、新居田容疑者は、「本当は私が火のついた紙を窓から投げ入れた。その部屋の女の人を困らせようと思ってやった」と容疑を一部認める供述を始めたということです。
現場周辺の防犯カメラには、犯行後、新居田容疑者が火元の部屋に住む女性に対し、声をかけている様子が映っていました。
警察は、新居田容疑者が火元の部屋の女性の気を引こうとして犯行におよんだとみて調べています。
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