長崎ペンギン水族館で、受精卵の状態から育てられた「コガタペンギン」の《つがい》から初めて2羽のヒナが生まれました。

ヒナの頃にしか生えない「綿羽」と呼ばれるほわほわの羽をまとった2羽は、互いをつつきあいじゃれあう愛らしい姿をみせています。

今年5月に生まれたコガタペンギン。現在体長およそ30センチです。
生まれてまだ1か月半ですが、大人のコガタペンギンとほぼ同じ大きさまで成長しました。

Q.初めて見るものにびっくりしてる?
「そうですね。興味を持っている、もしくは怒っている感じです」

現在長崎ペンギン水族館にいるコガタペンギンは11羽。
国内には50羽ほどしかいません。
2021年と2022年に《受精卵》の状態でペンギン水族館に来たオスとメスのコガタペンギンが無事に成長し、つがいとなって今年5月、次の命をうみ出しました。

長崎ペンギン水族館 小塩祐志さん:
「右の子は今見てわかるように色んなものに興味を持つ子なんですけど、左の子は、すごく落ち着いていて大人の貫禄があるような子です。この子たちが初めてコガタペンギンでヒナから育てた子なので、愛着はかなり湧いています。ずっと元気で育ってほしいですね」

2羽のヒナたちは早ければ、7月末にも両親が暮らすコガタペンギンゾーンで生活を始めることになっています。

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