和歌山県海南市の商店で経営者の66歳の男性が殺害された事件で、警察は強盗殺人の疑いで34歳の次男を逮捕しました。

 強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、海南市の食料品販売店の従業員、大道正幸容疑者(34)です。警察によりますと、大道容疑者は今月10日午前6時半ころから8時半ごろまでの間、海南市下津町上にある父親の正富さん(66)が営む商店で、現金4万8千円あまりを盗んだうえ、金槌で正富さんの頭などを複数回殴って殺害した疑いが持たれています。

 警察が11日夕方、大道容疑者に事情を聴いたところ、「店舗でお金を盗ろうとしたときに見つかり、口論になった。カッとなり、近くにあった金槌で頭部を殴り、殺した」と話したことから逮捕したということです。凶器の金槌については「捨てた」と話しているということで、警察がいきさつを調べています。

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