夏の高校野球は大会3日目、弘前市のはるか夢球場では2試合とも公立校同士が激突しました。

弘前南と青森商業の第2試合では、両チーム合わせて29安打の乱打戦となりました。

弘前南vs青森商業

試合は初回から動きます。弘前南は、得点圏に走者を置き4番・三上!2023年の秋ベスト4の弘前南が先制します。

しかし3回、青森商業が反撃します。
4番・川村のタイムリーで同点に追いつくと、なおチャンスで打席には6番・大澤!

この一打で3人が帰ると、この回、打者9人の猛攻で一挙5得点。

青森商業 大澤佳史選手
「なんとしても追加点をとらないといけないという場面で自分の仕事ができて、チームにも流れを持っていけた」

続く4回にも3点を追加して一気に突き放します。
その後は、反撃を狙う弘前南打線の猛攻を先発の山上、リリーフの小林が何とか防ぎ逆転を許さず。青森商業が両チーム合わせて29安打の乱打戦を制しました。

青森商業 大澤佳史選手
「次の試合はピッチャーを中心に自分たちでリズムを作ってつなぐバッティングで一点一点とって勝っていきたいと思います」

むつ工業vs青森中央

はるか夢球場で行われた第1試合はむつ工業と青森中央が激突しました。

まずは、全校生徒が応援にかけつけたむつ工業が初回から攻勢をかけます。
2アウトながら三塁、二塁で5番・中里!右中間を破るタイムリースリーベースで幸先よく2点を先制します。

対する青森中央は2点を追う3回に1アウト満塁のチャンスを作り、打席には6番・本堂!ここは、むつ工業先発の浜中に軍配あり。

続く7番・伊藤もストレートで押し切り、無失点で切り抜けます。

序盤で主導権を譲らなかったむつ工業。最後までリードを守り抜き、7対4で青森中央を下し、初戦突破です。

先発して7回4失点 むつ工業・浜中仁太主将
「次は絶対に自分が9回抑るんだという気持ちでがんばります!」

このほかの11日の試合結果

11日のこのほかの試合結果です。

八戸長根球場の第1試合では青森南が先発の2年生・工藤の完封ピッチングで7回コールド勝ち。第2試合では、今大会で退任する名伯楽・品田監督率いる八戸が初戦突破です。

六戸メイプルスタジアムでは、弘前実業と野辺地西がそれぞれ大勝して2回戦に駒をすすめました。12日は休養日で、熱戦は13日に再開します。

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