夏の高校野球岩手大会は大会2日目の11日、県内2球場で1回戦6試合が行われました。このうち花巻球場では最後の夏となる久慈東や初めての夏となる北桜が初戦に臨みました。

来年度、久慈工業との統合が決まっている久慈東は、これが現在の校名での最後の夏です。
試合は1回裏、久慈東の先発・中崎健聖がフォアボールやデッドボールなどで1アウト3塁1塁とすると、打席には一関一高の4番・鈴木聖。左中間への2点タイムリーで一関一高が先制します。
一方の久慈東は一関一高の2年生右腕・菊地遼太を打ち崩せません。
久慈東は4回までに、菊地から6つの三振を奪われます。
5回表には2本のヒットでチャンスを作りますが、菊地が要所を抑える投球をみせ久慈東の反撃を許さず、一関一高が5対0で久慈東を下しました。

第2試合では、一戸と福岡工業の統合による学校の誕生後、初めての夏となる北桜が釜石商工と対戦しました。
試合は釜石商工が初回に先制しますが、対する北桜もその裏、3番・高田理央がツーベースヒットで同点のチャンスを作ります。
しかし後続が打ち取られ得点とはなりません。
試合は、この後も得点を重ねた釜石商工が北桜の反撃を2点までに抑え、7回コールド10対2で勝ちました。
北桜、初めての夏は初戦敗退です。

きたぎんボールパークの第1試合は宮古と江南義塾が対戦し、5回コールド11対1で宮古が勝ちました。
第2試合は盛岡農業が不来方・紫波総合を逆転勝ちで下しました。

明日もきたぎんボールパークと花巻球場で、1回戦6試合が予定されています。
第1試合は2球場ともに午前9時開始予定です。

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