覆面アーティストとして世界的な人気を誇るバンクシーの版画展が大分市で始まり、愛や平和をテーマにした作品が訪れる人を魅了しています。

大分市のパークプレイス大分では、11日からイギリス出身で世界的に人気の覆面アーティスト=バンクシーの版画展が始まりました。

会場ではイギリスの工房が手がけたバンクシー作品の複製版画およそ70点が展示販売され、メッセージ性の強い作品の数々が訪れる人を楽しませています。

このうち「少女と風船」は、オークションの際、落札と同時に裁断されたシュレッダー事件で世界的な話題を集めた代表作です。また、混迷するイギリス議会を予言したとして注目された猿の議会や、パレスチナ問題に焦点をあてた作品も数多く並んでいます。

(主催者「サロン・ド・ヴェール」行方憲一社長)「戦争では何も解決しないから愛を送りなさいということで、爆弾を花束に変えたという有名な作品の一つ。愛を大切にする世界の平和を願う、そういうアートを通じての発信者、それがバンクシーの魅力」

大分では初開催となるバンクシー版画展は、7月16日までパークプレイス大分で開かれています。

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