船体の損傷によって運休していた旅客船の「クイーンビートル」が約1か月半ぶりに運航を再開しました。

11日、運航を再開したのは博多と韓国・釜山（プサン）を結ぶJR九州高速船のクイーンビートルです。

5月30日運航中に浸水が発生し、船首の部分に損傷が確認されていました。

これは去年6月に亀裂を修理した際溶接の熱によって接合部の強度が弱くなったことが原因で、今回は溶接方法を変えて修理を終えたということです。


約1か月半ぶりに運航を再開した11日朝の便には乗客118人が乗り込みました。

乗客「嬉しいです。もともと乗ったことないので」「ご飯、韓国料理好き、いっぱい食べたいです」


クイーンビートルは午前9時ごろ博多港を出港しました。

JR九州高速船は「万全な修理を行っています。夏休みシーズンに入るため、多くのお客様に安心してご利用いただければ」と話しています。

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