長崎県警はLINEのビデオ通話で警察官をなのる不審電話が相次いでいるとして、公式SNSに《ニセ警察官》と《ニセ警察手帳》の画像を公開しました。

県警が7月1日に公開したのは、警察官の帽子や制服を身に着けているように見える《ニセ警察官》の男が《ニセ警察手帳》をしめしている画像です。

長崎市では6月29日に40代の女性が警察官をなのる男からLINEのビデオ通話で《逮捕状》を示され、147万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。

警察によりますと《ニセ逮捕状》には、実在する裁判官の名前が書かれていました。さらに被害者が、犯人に氏名や住所を話していたため、名前や住所も書かれていた、としています。

また県内の別の女性が《ニセ警察官》から《ニセ警察手帳》をみせられる事案も発生しており、県警は画像を公式SNSなどに公開して「警察がLINEのビデオ通話で連絡することはない」と注意を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。