知人女性の体を触るなどしたとして、不同意わいせつ罪に問われた元鹿児島県警警部幸得健一郎被告(51)に、鹿児島地裁(松野豊裁判官)は10日、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。求刑は懲役1年6月。  検察側は冒頭陳述で、2人は2018年ごろ趣味のダンスを通じて知り合い、今年3月、共通の知人を含む3人で食事をした後、女性が運転する車で2人きりになった際に被告がわいせつ行為に及んだと指摘していた。  起訴状によると、3月15日、鹿児島市で女性の体を触るなどしたとしている。  県警が4月に逮捕。5月20日付で停職6カ月の懲戒処分を受け、依願退職した。


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