滋賀県の野球指導者の男が、チームに所属する中学生２人に対し顔を殴るなどの暴行を加えたり、包丁を突きつけて脅したりした疑いで逮捕されました。容疑を否認しているということです。

　傷害や暴力行為等処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、滋賀県近江八幡市の野球チームの指導者・小寺学容疑者（４３）です。

　警察によりますと、小寺容疑者は今年５月近江八幡市のスポーツ施設で、指導する野球チームに所属する中学１年の男子生徒（当時１２）に対し、顔や腹を数十回殴る、胸を踏みつけるなどの暴行を加え全治１週間のケガをさせた疑いが持たれています。

　また、別の中学２年の男子生徒（当時１３）に対しても顔を殴ったり、包丁を突きつけて「殺すぞマジで」「俺は平気で刺すぞ」「人刺すの簡単やから。刺したろか」などと脅迫したりした疑いがもたれています。

　事件が起きたのはチームの合宿中で、数日後に関係者から警察に相談があり発覚したということです。

　警察の調べに対し小寺容疑者は容疑を全面的に否認しているということです。

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