青森県八戸市で、部下の女性隊員にキスをしたり胸を触ったりするなどのわいせつな行為をしたとして、陸上自衛隊八戸駐屯地は30代の2等陸曹の自衛官を停職10か月の懲戒処分にしました。

処分を受けたのは、八戸駐屯地の第4地対艦ミサイル連隊に所属する30代の男性2等陸曹です。

八戸駐屯地によりますと、男性2等陸曹は2022年7月9日~10日にかけて、八戸市内で部下の20代の女性隊員に対してキスをしたり、胸や下半身を触ったりするわいせつな行為をしたとされています。

当日に被害を受けた女性隊員から部隊に申告があり、その後、聞き取り調査などを行って、2024年4月19日付で男性2等陸曹を停職10か月の懲戒処分としたということです。

男性2等陸曹は、八戸駐屯地の聞き取りに対して、わいせつな行為を行った動機について「性的欲求を満たすため」としていて、深く反省しているいうことです。

今回の事案を受けて、第4地対艦ミサイル連隊長の梶田穣路1等陸佐は「隊員がこのような事案を起こしたことを厳粛に受け止めるとともに隊員の服務指導と法令順守の教育を徹底して参ります」とコメントしています。

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