夏の甲子園をかけた高校野球、鹿児島県大会は熱戦が続いています。春の県大会優勝の鹿児島実業と大島の試合は、手に汗握る接戦となりました。
9日は、2年ぶりの優勝を狙う鹿児島実業と大島が対戦しました。
鹿実は2回、1アウト1、3塁で、7番・丸山のライトへの犠牲フライで先制します。さらに3回には、満塁のチャンスで、キャプテンの新改がタイムリーを放つなど、3対0とリードを広げます。
援護をもらったプロ注目のピッチャー、井上はテンポのいいピッチングで4回5回を三者凡退に抑えます。
一方、大島は6回表、1アウト1塁3塁で4番・永田がセンター前に落ちるタイムリーヒットで1点を返すと、なおも6番・富、7番・橋口が続き、この回一挙4点。逆転に成功します。
それでもそのウラ、鹿実は2アウトながら2塁3塁のチャンスで、1番・満留の左中間へのタイムリーヒットで逆転すると、8回にも2点を追加し、7対4で勝利。2回戦進出を決めました。
(大島・要主将)「この2年半は僕にとって、とても誇り。ひとりひとり道は違うが、それぞれの人生を楽しんでいきたい」
◆平和リース球場
鹿児島中央 6-1 指宿
種子島 16-0 市来農芸(5回コールド)
枕崎 10-7 志布志
◆市民球場
徳之島 7×-0 吹上(8回コールド)
伊集院 6-0 ラ・サール
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