4月11日に神戸市でトレーラーから鉄製のカゴが落下して歩行者の男性が下敷きになった事故で、12日、警察は逮捕したトレーラーの運転手の勤務先を捜索しています。

 過失運転傷害の疑いで兵庫県警が捜索しているのは神戸市中央区の貿易会社「ジャントレーディングカンパニー」です。11日、神戸市中央区の市道でトレーラーのコンテナの上に乗っていた鉄製のカゴが落下して、近くを歩いていた60歳くらいの男性が下敷きになりました。男性は現在も意識不明の重体です。

 警察によりますと、落下した鉄製のカゴは荷物の積み下ろしのためのもので、重さは約900kg。事故当時は固定されていませんでした。

 警察はトレーラーを運転していた服部誠治容疑者(61)を過失運転傷害の疑いで逮捕していて、資料などを押収して会社の安全管理体制などを調べる方針です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。