ミャンマーの軍事政権が日系企業の現地法人に勤める日本人男性を拘束してからおよそ1週間が過ぎましたが、林官房長官は「男性の健康状態に問題はない」としたうえで、解放の見通しについては明確な回答を避けました。

林官房長官
「現地時間4日、丸山駐ミャンマー大使ほか、大使館員が領事面会を実施し、健康状態に特に問題がないことを確認をいたしました」

拘束されている日本人は、イオングループの現地法人「イオンオレンジ」の商品本部長を務める笠松洋さん(53)です。

林官房長官は午前の会見で解放の見通しについて問われると、「予断を持ってお答えすることは差し控える」と述べ、明確な回答を避けました。

そのうえで現地当局に対し、早期解放や領事面会のほか、所属企業との連絡など必要な支援を行っていると強調しました。

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