ツキノワグマの目撃情報が相次いでいることを受け、三重県は県民に注意を呼び掛ける「クマアラート」の運用を7月中にも始める方針を明らかにしました。

三重県によりますと県内のツキノワグマの出没件数は7月5日までに43件で、最も件数が多かった昨年度の件数(40件)を既に超えています。

これからレジャーシーズンに入り、山歩きなどでツキノワグマと遭遇するリスクが高まるとして、県は出没状況などを踏まえ、事前に県民に注意を呼びかける「クマアラート」の運用を7月中にも開始するということです。

今後、猟友会や学者などを交えた有識者会議を開き、具体的な運用方法を決めていきたいとしています。

一見勝之知事は「山などに入る際は、どこでクマが出没しているか情報を入手してもらいたい」などと対策を呼び掛けています。

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