きのう夜、埼玉県熊谷市の交差点で横断中の女性を車ではねて重傷を負わせ、そのまま逃げたとして、49歳の小学校の教頭が逮捕されました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、熊谷市立籠原小学校の教頭・石塚一浩容疑者（49）です。

石塚容疑者はきのう午後9時半すぎ、熊谷市宮本町の交差点で、乗用車で右折する際に道路を渡ろうとしていた女性（56）をはねてけがをさせ、そのまま逃走した疑いがもたれています。女性は頭などを強く打って脳挫傷となったほか、あばら骨を折る重傷です。

警察によりますと、石塚容疑者は勤務していた小学校からの帰宅途中で、警察は防犯カメラや目撃情報などから石塚容疑者の犯行と特定しました。

取り調べに対し、石塚容疑者は「自分の立場や今後のことを考え逃げてしまった」と容疑を認めているということです。

熊谷市教育委員会は「このたびの事故については極めて残念に思います」「今後の不祥事根絶に向けて市内の全教職員に改めて指導します」としています。

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