コウノトリ復活のノウハウを絶滅危惧種の保護に生かそうと、南アジアの国・ブータンから研修員が来日しました。

 真剣な表情で研修を受ける2人のブータン人。2人は、主にブータンに生息し世界でわずか60羽程度しか確認されていない絶滅危惧種の鳥「シロハラサギ」の保全活動を行うセンターの職員で、一度絶滅した「コウノトリ」を繁殖させることに成功したノウハウを学ぼうと来日しました。

 (サムテン・レキさん)「私たちのセンターはまだ始まったばかりなので、技術的な能力を高める必要があります。この研修は本当に能力を高めるのに役立ちます」

 ブータンでは今年、「シロハラサギ」の人工ふ化に成功し、現在、人工飼育に取り組んでいるということです。研修は7月11日までの予定です。

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