参議院議長で鹿児島選挙区選出の自民党の尾辻秀久さん(83)が、来年夏の参議院議員選挙に立候補せず、引退することが分かりました。

事務所によりますと尾辻さんは、年齢や体力面から今後さらに議員活動を続けることは難しいと判断し、来年夏の参院選に立候補せず、引退する意向を固めたということです。

議員の任期である来年7月までは議長職を務めるということです。

自民党本部や県連が公認候補を決める時間が必要だと判断し、このタイミングで引退を決めたとしています。

尾辻さんは、県議を2期務めた後、1989年の参院選で初当選し、現在、6期目です。

厚生労働大臣や参議院副議長などを歴任し、ドミニカ移民問題を国会で追及した超党派の議員連盟の会長も務めるなど、与野党に幅広い人脈を持っていることで知られています。

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