天皇皇后両陛下は芸術と学術の分野で優れた業績を上げたとして、「日本芸術院賞」と「日本学士院賞」を受賞した人らと皇居・宮殿で面会されました。

両陛下はきょう午後3時半ごろ、宮殿・連翠で「日本芸術院賞」と「日本学士院賞」を受賞した人と、新しい会員ら39人と面会されました。

最初に行われた日本芸術院賞の受賞者らとの面会には建築家の隈研吾さんや、小説家の桐野夏生さんらが出席し、陛下は「このたびの受賞ならびに日本芸術院の新会員になられたこと、心からお祝いいたします。どうかくれぐれも体を大切にされ、今後ともそれぞれの分野の発展に力を尽くされますよう願っております」と述べられました。

両陛下は出席者1人1人に声をかけ、皇后さまは、小説家の桐野夏生さんに今はどういうテーマで小説を書いているかを尋ね、桐野さんが「堕落していく男の話です」と答えると、両陛下は驚いた様子で微笑まれていました。

このあと両陛下は、「日本学士院賞」の受賞者と新会員らとも面会し、1人1人に声をかけられていました。

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