初めての登山規制が行われた今年の富士山山開きから1週間が過ぎました。
今年導入された通行料を支払った人は1万3000人余りで、登山予約をした人はおよそ6割でした。

山梨県は混雑防止などを目的に今年から富士山5合目で2000円の通行料の徴収と、山小屋の宿泊予約者を除き、午後4時から翌日の午前3時まで通行を禁止し、任意での予約システムも導入しています。

県によりますと今月7日までの1週間に通行料を支払った人は1万3217人で、このうち予約システムを利用した人はおよそ6割となる8154人でした。

規制の目安となる1日の登山者が4000人を超えた日はありませんでした。

なお夏山シーズン中の予約はこれまでに3万2863人で今月13日と20日の土曜日は日帰り登山の予約分となる1000人の枠がすでに埋まっているということです。

一方、富士吉田市によりますとゲートが閉鎖している午後5時から翌日の午前2時59分までに6合目を通過した登山者は394人で全体の3.38%でした。

去年の同じ時期の1167人からおよそ3分の1に減少しています。

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