ことしの「原爆の日」の平和記念式典について、広島市は参列国が過去最多の115か国になる見込みだと発表しました。

広島市によりますと、ことしの平和記念式典では海外から115か国とEU代表部幹部が参列する予定で去年の111か国の出席を上回り過去最多となります。核兵器保有国ではこれまでにイギリスやフランス、インド、イスラエルの参列が決まっています。

さらに、ことしの式典では、これまで規制されていなかった原爆ドーム周辺を含む平和公園全体で、8月6日の午前5時から午前9時まで入場が規制されます。

8日は「平和への誓い」を担当する子ども代表などが会見で意気込みを語りました。

八幡東小学校6年 石丸優斗さん
「平和への誓いが世界中に届くように頑張ります」

祇園小学校6年 加藤晶さん
「私たちの思いが、今、戦争をしている国や核兵器を持っている国へと伝え、広島から平和を広げていきたいです」

式典では約7000席が設置され、熱中症対策として去年に引き続きテント内にミスト装置を設置するほか、ことしは新たに中央参道にもテントを張るということです。

広島市は「多くの人に式典に参列してもらい、恒久平和を祈ることができるよう準備したい」としています。

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